こんにちは。「店舗活性化委員会( ミセカツ )」です!
店舗経営にとって、商品在庫を適正に管理することは非常に重要な課題です。以前の記事では「在庫の見える化」「経営効率を上げる在庫管理」について特集させていただきました。
サプライチェーン&小売店舗のこれから
約2年ほど続いた半導体・電子部品不足の問題は解消の兆しを見せておりますが、ウクライナ情勢の余波を受けた原材料費の高騰や円安の影響により、サプライチェーンを取り巻く環境は引き続き厳しい状況下にあります。
このような状況下においては、通常にも増して綿密な仕入計画に基づく在庫の管理や商品価格の適正性を見極める必要があります。
Harvard Business Review の記事(2023/02/13 掲載)によると、
近年の市場における供給バランスは不安定化しており、小売業における過剰在庫と在庫切れによるリスクについて警鐘を鳴らしています。
現在のサプライチェーンにおける需要の考え方としては、直接の顧客(小売業者)からの発注数を指標とすることが一般的であり、最終消費者の需要については、必ずしも把握が十分ではないという課題が残ります。
店頭での販売データを分析していくことで、消費者の購買予想を市場全体で計画することができ、過剰在庫や在庫切れのリスクを軽減することができます。
複数店舗(多店舗)の見える化とは?
顧客の需要分析を行うにあたり店舗で取り組みやすい施策としては、複数店舗を経営しているオーナーが、各店舗ごとの商品・顧客・在庫のデータ管理や分析を行いながら販売計画を明確化し、消費者の購買需要の予測を立てながら発注数の調整を行うという方法が挙げられます。
これらのお店の見える化(データ化)には、オーナーや本部が一括して店舗ごとの売上データを閲覧できる複数店舗管理システムの導入が不可欠です。
複数店舗管理システムを導入するメリット
複数店舗管理システム(本部管理システム)には、様々な種類がありますが、データをリアルタイムで一元化して閲覧できるビジコムのクラウド型本部管理システムでは、店舗間・商品ごとの売上、購買ユーザーの属性や購買傾向など店舗で集められる販売データをグラフ化し、ブラウザでいつでも閲覧が可能になるので、オーナーや本部での意思決定を迅速化することができます。
顧客・商品・在庫データを一元化!
クラウド店舗本部管理システム「TenpoVisor」
ビジコムのクラウド店舗本部管理システム「TenpoVisor」は、複数店舗のPOSデータをクラウドに集約できるシステムです。
チェーン店でも個人経営のオーナーでもご利用いただくことができ、お店の売上状況を随時更新して、いつでもどこでもブラウザやアプリで確認できます。
1.店舗情報をグラフで一元化!
各店舗ごとのPOS情報が随時更新されるため、現在の売上状況を瞬時に確認することができます。
クラウドで一元管理された売上管理・商品の売行情報・マスタ管理・在庫数管理・顧客購買履歴・ポイント発行数などの集計データを視覚的にグラフで閲覧でき、お店の販売状況に合わせて、柔軟な販売戦略を立てることで売り上げのアップにつながります。
2.経営戦略に役立つグラフ画面
メイン画面
店舗売上
店舗別グラフ
商品ベスト
売上集計グラフ
在庫一覧
店舗別在庫
Zチャート
分析グラフ①(性別・顧客分析)
分析グラフ②(年代別・都道府県別)
3.閲覧権限設定でチェーン店の売上管理も簡単
本部一括管理を行いながら店舗や業態、オーナーごとのグループ設定や、利用者ごとに閲覧可能な画面を選択できる権限設定ができます。
地域や業種ごと、FC店オーナーごとのグループ設定や、グループごとの閲覧制限設定をすることで確認可能な情報の公開範囲を設けることができます。
これにより、経営情報の漏洩やセキュリティリスクを高め、スタッフ全体が安心して必要な情報を閲覧することが可能です。
無料店舗アプリ「みせめぐ」と連携|
顧客属性を生かしたPR配信が可能に
無料店舗アプリ「みせめぐ」は、導入費用・利用料がすべて無料で運用いただけるプロモーションアプリです。お店のページや最新情報をお知らせできるだけでなく、デジタル会員証やポイント機能、プッシュ通知など様々な機能をご利用いただけます。
「みせめぐ」をご利用中のユーザーの購買データは、店舗本部管理システム「TenpoVisor」へ送られ、顧客属性(購入顧客層・売れ筋商品・男女比など)の様々な顧客購買情報として、リアルタイムで確認することができます。
顧客属性を生かしたプッシュ通知
「みせめぐ」利用ユーザーの情報と「TenpoVisor」でクラウド集計した顧客・購買データを活用が実現するので、性別や年齢、誕生月などに絞り込んで「みせめぐ」ユーザー宛に新商品情報やクーポンなどのプッシュ通知を送ることができ、効率的なプロモーションを実現できます。
「TenpoVisor」と「みせめぐ」を活用したプロモーションについては
こちらの記事もご覧ください ▼
最後に
いかがでしたか?
「TenpoVisor」はクラウドで各店舗ごとのPOSレジデータを一元化してリアルタイムに集計し、商品の売れ行き情報や消費者の需要をグラフで閲覧できます。過剰在庫や在庫切れのリスクを軽減するために、クラウド店舗本部管理システムの導入を是非ご検討ください!
なお、今回紹介の「TenpoVisor」は、2月28日(火) ~ 3月3日(金)に開催されましたリテールテックJAPAN 2023にて展示をいたしました。こちらの記事も併せてご覧ください!