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経営効率を上げる「在庫管理」とは?|商品動向を追跡することのメリット

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経営効率を上げる「在庫管理」とは?|商品動向を追跡することのメリット

こんにちは。「店舗活性化委員会( ミセカツ )」です!

サスティナブル」という言葉が普及して数年が経ち、レジ袋の有償化や紙ストローの導入など環境配慮の活動を行う企業が多くなりました。
社会全体で環境問題が見直されるとともに、あわせて浮き彫りになってきている課題が「店舗における在庫管理の効率化」になります。

在庫管理の効率化」というと、まず現場で発生する「商品の実在庫や発注に関する課題」が注目されると思いますが、実際に在庫管理の「見える化・省力化」を行った場合には、下記2点のような店舗にとって数多くのメリットがあるのをご存知ですか?

1.環境保全の観点
➡ 余剰在庫を滞留させない・必要数以上に商品を生産しない

2.キャッシュフロー改善の観点
➡ 商品の仕入や保管の効率化 & 従業員の業務的な負担軽減効果

在庫管理効率化のメリット

店舗にとっての「在庫管理効率化のメリット」は、具体的に以下の項目が挙げられます。

【在庫管理効率化のメリット】

  1. 店頭在庫・売れ行きの可視化(購買データの獲得・販売機会の適正化
  2. 余剰在庫・誤発注の抑制(消耗コストの抑制
  3. 保管スペースの最適化(光熱費削減
  4. 仕入や配送に関わる物流課題の軽減(物流コストの最適化
  5. 棚卸や在庫管理を行う従業員の時間的・肉体的コスト削減(人件費削減
  6. 業務フローの最適化・従業員や顧客の満足度アップ(業務改善・顧客満足度向上)

Avery Dennison Smartrac Japan の記事 (2023/2/6公開) によると、年間8%に及ぶ在庫が世界的に破棄または劣化にさらされているとされ、これは1630億米ドルの在庫に相当すると記されています。
コロナ禍の影響により消費者の購買動向が大きく変化し、店頭におけるその予測が難しくなりましたが、店舗は欠品による顧客離れを恐れるため、結果として余剰な在庫を抱える傾向が強くなりました。

在庫管理の見直しは、環境問題への取り組みだけではなく、顧客の需要と供給を把握することによる利益の改善が見込まれる2つの相乗効果を生みだすことができると提唱しています。

在庫管理を効率化させる方法

では、店舗が在庫管理を効率的に行うにはどのような方法があるでしょうか?在庫管理の効率化には以下の方法があります。

  1. 在庫管理システムの導入
  2. 入出庫管理の見える化(バーコード・ICタグ・RFIDの導入)
  3. 在庫管理機能が付いたPOSレジの導入

1.在庫管理システムの導入

在庫管理システムは、過剰在庫の発生防止や欠品・不良在庫の発見のために入出庫情報などを入力し、管理運用するためのシステムです。

Excelやスプレッドシートなどで在庫数などを手作業管理していた場合は、ヒューマンエラーによる確認漏れや記入漏れの発生で在庫数が合わないことも少なくありませんでした。

クラウド型やサーバー設置の非クラウド型など在庫管理システムの種類は様々ですが、取り扱い商品の特性や店舗形態に合わせたシステムの選定を行うことが大切です。

2.入出庫管理の見える化(バーコード・ICタグ・RFIDの導入)

ハンディターミナルやスマートフォンを利用し、バーコードQRコードの読み取りで商品情報を呼び出し入出庫処理を行う方法です。

棚番情報と商品のバーコードやQRコードを1点ずつ読み取ることで、「どこに・なにが・いくつある」かを効率的に把握することができ、目視の作業よりも少ない工程で入出庫処理を完了することができます。

バーコードやQRコード以外には、「RFID(ICタグ)」の導入も効果的です。RFIDの場合は、①非接触でデータの読み書きができる ②一度に複数のタグを読み取りができる などの特性があり、一度に沢山の商品を読み込むことが可能になりました。
読み取り効率の向上は従業員の負担を減らすだけでなく、いち早く在庫状況を見える化することが可能になるため、商品の発注・仕入の意思決定を明確化することができます。

読み取り効率の向上は従業員の負担を減らすだけでなく、いち早く在庫状況を見える化することが可能になるため、商品の発注・仕入の意思決定を明確化することができます。

3.在庫管理機能が付いたPOSレジの導入

商品を読み取り、売上情報をデータ化することができるPOSレジの導入により、商品を販売する際に、その在庫数を参照するので常に最新の情報を保つことができます。
さらに、複数店舗間の商品移動を確認できるPOSレジでは、店舗ごとに在庫数を確認することができます。

商品それぞれの販売数と実在庫を常に参照し、さらに売上データを生かしたマーケティングを行うことができるPOSレジは、在庫管理だけではなく店舗にとって様々なメリットをもたらします。

BCPOS | 商品動向が”見える”POSレジ

顧客と在庫が見えるPOSレジ「BCPOS」

ビジコムのPOSレジ「BCPOS」は、売上・在庫・顧客情報をリアルタイムで一括管理。さらに、POSレジの機能に在庫管理機能が搭載されているので、低コストで運用を行うことができます。
販売・仕入などの在庫変動を即時に反映し、現在の在庫状況を表示するので在庫管理が容易になり、欠品による販売機会のロスを減らすことにつながります。

1.POSレジの販売画面で在庫数を確認

「BCPOS」の販売画面で在庫の確認ができる

POSレジの販売画面で商品の在庫数や稼働数がリアルタイムで見えるので、接客時などでも在庫を確認できます。

2.POSレジの販売画面で仕入も店舗間移動も簡単登録

仕入も店舗間での移動処理も販売画面から簡単操作でできます。
仕入は商品のバーコードを読み取り、入荷した個数を入力するだけでPOSレジでの仕入登録が完了します。
店舗間での商品移動は、移動先・移動元を選択して商品を登録。必要に応じて移動レシートを複数枚出すことも可能です。

3.ハンディターミナル連携による効率的な棚卸

BCPOS」では、追加オプションとそれに連動するプログラム付ハンディターミナル(HD-POS)をご利用いただくことで、商品の棚卸が簡単に行えます。

HD-POS |販売機会を逃さない棚卸が可能なハンディターミナル

HDPOS

お店を閉めずに営業時間内での棚卸が可能!

HD-POS

多くのお店では棚卸の作業のため、営業時間の変更や短縮を余儀なくされることがあり、そのような場合、営業的・時間的損失は非常に大きいものになります。
ビジコムのハンディターミナル「HD-POS」を活用すると、作業のために営業を止めることなく営業時間内でも棚卸業務を進めることができるうえ、業務負担が軽減し営業効率の良い店舗運営が可能になります。

営業時間の変更や短縮は営業的・時間的損失が非常に大きくなる

HD-POS」は、ハンディターミナルで商品バーコードを読み取り、在庫数を入力することができます。こうして読み取った在庫数は、ビジコムのPOSレジ「BCPOS」に登録された理論在庫数と突合せすることで、リアルタイムの実在庫数を把握することができます。

ビジコムのPOSレジ「BCPOS」

オールインワンPOSレジ BCPOS

お店の課題を解決するパッケージPOSレジ

複数店舗にも対応可能なWindowsのパッケージPOSレジ。在庫・顧客・ポイント管理が標準機能として搭載。セミセルフレジとしての運用やキャッシュレス決済、自動釣銭機連動、クラウド連携、免税データ作成連携など店舗が求める機能を様々なオプション追加で実現できます。

長く安心してご利用いただけるBCPOS

発売開始から25年。
値上げしていませんー導入実績2万台以上ー


1998年に発売を開始して以来、「BCPOS」は25年間一度も料金の値上げをしていません。変わらぬ料金でご利用いただいています。2万台以上の導入実績があります。

最後に

いかがでしたか?
在庫管理の見える化は、管理方法の見直しや、システム・POSレジの導入によってお店に様々なメリットをもたらします。

今回紹介した、「在庫も顧客も見えるPOSレジ『BCPOS」「ハンディターミナルHD-POS』」は、2月28日(火) ~ 3月3日(金)に開催されましたリテールテックJAPAN 2023にて展示をいたしました。こちらの記事も併せてご覧ください。

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