人との触れ合いを大切にしつつ、受付業務の省力化を目指してセミセルフレジを導入。
2020.05.20取材
病院やクリニックなどで、受付業務にかかる時間を短縮したい、というご要望をよくいただきます。
つくしクリニック様は患者様とスタッフとの間の垣根をなくし、気軽に何でも聞いてもらえるような関係性を大事にしながら地域医療に取り組まれています。そうした中、人との触れ合いを大切にしつつも会計などの受付業務にかかる時間を短縮できないか、と悩まれていました。今回、ビジコムのセミセルフレジを導入することで「受付業務の省力化」を実現されたそうです。
つくしクリニック 院長 安部先生にお話を伺いました。
事例の詳細
導入前の課題と背景 「受付業務と集計業務の効率化」
当院では、地域に根ざした診療をめざしています。医師と患者としてではなく、人との触れ合いを大切にしています。しかし、受付業務の省力化のために患者様とスタッフとの間での金銭授受の場面を少なくしていくこと、集計業務にかかっていた時間を短縮することなどを課題としておりました。また、キャッシュレス決済端末の導入も検討しておりました。
選択のポイント 「キャッシュレス対応と導入設置の容易さ」
課題を解決するためには自動釣銭機の導入が必要だと思いました。
自動釣銭機を導入することで、会計金額をPOSレジで入力した後は患者様自身で決済いただけるため、スタッフが金銭授受をせずに会計を終了できます。また、金銭授受のミスもなくなるため集計業務も短縮できるのではないかと考えました。
キャッシュレス端末の導入も含めて検討していく中で、簡単に設置・導入できる点からビジコムに頼むことにしました。
導入後の成果 「業務効率化と感染症対策にも貢献」
自動釣銭機を導入したことで、お釣りが正確に出せるようになり、会計にかかる時間が短くなりました。日々の集計業務にかかっていた時間も短くすることができ、さらに、金銭に関わる問題が起きたときの原因がわかるようになったことで、受付業務の省力化を実現することができました。
また、自動釣銭機は常に金庫でお金を保管している環境と同じように管理できるため、受付から離れた業務も安心してできています。
ビジコムのPOSレジをセミセルフレジというかたちで導入した後に新型コロナウイルス感染症が拡大しました。コロナ禍においては、病院側からお釣りを渡されることに抵抗がある方もいらっしゃいますが、釣銭機で支払いができるということで、患者様から「導入していて良かったですね」という声もいただいています。スタッフと患者様が直接やり取りをする必要がなくなったことで、大抵1m以上は自然と距離がとれています。患者様とのかかわり方を変えることなく、お互いに接触を減らす必要がある今の状況では、自動釣銭機が非常に役に立っています。
今回お話しいただきました
つくしクリニック院⾧安部先生