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組込式2次元スキャンエンジンNLS-EM20

写真:NLS-EM20
  • 液晶画面上のQRコードを素早く読み取り
  • バーコードをかざすだけの簡単読み取り
  • 組み込みに適した超小型サイズ
  • 高耐震かつ頑丈なデザイン
  • 1次元バーコード
  • 2次元バーコード
  • 液晶画面
  • USB
  • 埋め込み向け
  • 1年保証

特長

高性能な読み取りスキャナ

高性能な読み取りスキャナ

自動認識・データキャプチャ(AIDC)分野で20年以上の歴史を持つNewland社の高性能スキャンエンジンです。
自動販売機やキオスク端末への組み込みで、小売・サービス業でのモバイル決済や、物流・製造・医療の現場作業など、様々な業界のビジネスをサポートします。

埋め込みに適した超小型サイズと耐震性

埋め込みに適した
超小型サイズと耐震性

外形寸法約6cm×6.5cm×3cmの超小型サイズで、各種薄型・軽量デバイスに容易に組み込むことができます。
さらにシングルPCB構造と耐震コネクターにより、スキャンエンジンの耐震性を向上させました。

画面上バーコードも素早く読み取り

画面上バーコードも素早く読み取り

スクリーンバーコード(スマートフォンなどの画面上に表示された1次元・2次元バーコード)の読み取りに対応。QRコードでのキャッシュレス決済などを素早く行うことが可能です。
紙に印刷された1次元・2次元バーコードもスムーズに読み取ります。

スペック

NLS-EM20

製品名 組込式2次元スキャンエンジン NLS-EM20
型番 NLS-EM20-80-TW
メーカー Newland AIDC
外形寸法(約) W61.5 × D31.9 × H65.5 mm
重量(約) 33g
読取方式 640 × 480pixel CMOSセンサー
光源 白色光
読取コード 【1次元バーコード】
EAN-8、EAN-13、UPC-E、UPC-A、Code 128、UCC/EAN128、I2Of5、ITF-14、ITF-6、Matrix 2 of 5、CodaBar、Code 39、Code 93、ISSN、ISBN、Industrial 2 of 5、Standard 2 of 5、Plessey、Code11、MSI-Plessey、UCC/EAN Composite、GS1 Databar、Code 49、Code 16K
【2次元バーコード】
PDF 417、QR Code、Micro QR、Data Matrix、Aztec、Maxicode、Chinese Sensible Code、GM Code、Micro PDF417 Code、Code One
読取距離 EAN-13:25mm-110mm (13mil)
PDF417:35mm-45mm (6.7mil)
Data Matrix:35mm-45mm (10mil)
QR Code:0mm-90mm (15mil)
読取角度 ピッチ:±40°、スキュー:±45°、チルト:360°
視界角度 水平:68°、垂直:51°、対角:84.8°
PCS値 0.3
最小分解能 ≥5mil
ケーブルインターフェース USB
※TTL-232、RS-232をご希望の場合はお問合せください。
電源 12-pin FPC connector:3.35VDC ±5%
4-pin box connector:3.3-5VDC ±5%
使用電流 動作時:237mA (標準)、319mA (最大値)
待機時:69mA (標準)
動作温度 -40°C~65°C
保管温度 -40°C~75°C
動作・保管湿度 5%~95% (結露なきこと)
使用照度範囲 0~100,000lux (自然光)
保証期間 1年
国際認証 FCC Part15 Class B、CE EMC Class B、RoHS

バーコードリーダーとは

バーコードリーダーの基本

バーコードリーダーは、バーコードを読み取るための装置です。
太さや間隔の異なる黒色のバーと白色のスペースで構成されたバーコードに光を当てることで、コンピューターが識別可能な電気信号やキャラクタ(文字)に変換しています。
バーコードスキャナとも呼ばれますが、本や書類のデジタル化に使用されるスキャナーと区別するため、国内ではバーコードリーダーと呼ばれることが多いです。
バーコードリーダーには、バーコードのみに対応した1次元バーコードリーダーと、QRコードなどの2次元コードの読み取りも可能な2次元バーコードリーダー(QRコードリーダー)の2つのタイプがあります。
また、コンピューターやタブレットなどの上位端末への接続方式の違いにより、有線タイプと無線タイプに分けられます。
ビジコムでは、ほかにも読取方式やスキャナの形状など、様々な種類のバーコードリーダーをご用意。用途に合わせてお選びいただけます。

基本の使い方

バーコードリーダーは、キーボード入力のように読み取ったデータをカーソルの位置に入力する装置です。パソコンやタブレットにUSBで接続するだけで、ドライバーのインストール不要ですぐに使用できます。ただし、USB-COMで使用する場合にはドライバーが必要です。
読み取り結果を入力したい場所が、キーボードで手入力できる(カーソルが表示される)場所であれば、基本的には連携が可能です。
※例えばExcelなどの表計算ソフトの場合、入力したいセルにあらかじめカーソルを置いておくことで正常に動作します。

弊社のバーコードリーダーは、初期設定で「読み取った後にEnterが付加される」ようになっています。そのためバーコード読み取り後は、キーボードでEnterを押した際と同様に下のセルに移動します。
設定を変更することで、Tab入力(バーコード読み取り後、Excelであれば右のセルに移動)や、何も入力しない(バーコード読み取り後、次のバーコードを連続で記述)などの動きも可能です。

1次元バーコードと2次元バーコード

バーコードには1次元バーコードと2次元バーコードの二種類があります。
1次元バーコードは水平方向にのみ情報を持ち、線の太さと間隔で表現されます。代表的なものに、13桁もしくは8桁の数字が記載されている「JAN」があります。JANは国際的にはEANと呼ばれており、アメリカとカナダで使われているUPCと互換性があります。
そのほか、工場や物流現場で広く使われている「Code39」、Code39よりも多くの情報を表現できる「Code128」、段ボールや箱などに印刷される「ITF」、宅配便の伝票や図書館の本の貸出・血液の管理などに利用されている「NW7(Codabar)」などがあります。
2次元バーコードは水平・垂直の二方向で表現され、1次元バーコードよりも多くの情報を保持できます。代表的な「QRコード」は日本で開発され、漢字やひらがな・カタカナなどの情報を扱うことに優れています。部品へ直接マーキングすることができる「Data matrix」、従来のQRコードよりもさらに小さなスペースへの印字が可能な「MicroQR」などもよく利用されています。

バーコードリーダーの有線と無線

バーコードリーダーからコンピューターなど、データを送る端末への接続方法(インターフェース)には、「無線」と「有線」があります。無線と有線のどちらの接続方法が適しているかは、使用環境や利用目的によって異なります。
有線タイプにはUSB接続、RS232C接続、PS/2接続などがあります。ケーブルを挿すだけで簡単に使用でき、充電の必要がなく、無線タイプよりも安定した接続が可能です。
ビジコム製のバーコードリーダーなら、USBケーブルの着脱が可能なので、接続先のインターフェースにあわせて「USB Type-C」「Micro USB Type-B」「USB Type-A」のケーブルに変更して使用できます(オプション)。
無線(ワイヤレス)タイプのメリットは、有線タイプと異なり持ち運びができることです。ほとんどはBluetooth接続ですが、USBドングルで接続ができるタイプもあります。iPhoneやiPad、Androidタブレット、ハンディターミナルなど、複数のモバイル端末と接続して使用したい場合には、Bluetooth接続がおすすめです。